第四次産業革命は、二度起きる。

 

sa-2
こんにちは。

sa2(@sa2fdi)と申します。

真面目な記事を挙げていますが、実は最近Youtuberになりました。笑

借金して仮想通貨を買った僕が、Youtuberになったワケ

是非一度ご覧ください。

自己紹介はこちらから。

 

第四次産業革命という言葉が、市民権を得てからしばらく経っています。歴史から産業革命を振り返り、現代社会に今まさに起きようとしている変化の性質を見極めたいと思います。

 

 

産業革命を振り返る

 

産業革命とは、一般にはイギリスにおいて起きた(第一次)産業革命のことを指します。

市民革命とともに、中世代から近代の幕開けへと繋がる歴史の転換点として語られます。

その後も歴史上、産業において明らかな発展と呼べるものに関しては、後から振り返り、第n次産業革命だと言われることがあります。

現在起きようとしている第四次産業革命までの流れを以下に記したいと思います。

 

 

(第一次)産業革命

 

18世紀半ば、イギリスにおいて誕生し、世界各地に波及していった工業化の流れを総称して産業革命と呼びます。

蒸気機関が発明され、動力源の進化によりいわゆる“工場”が誕生しました。

「手作業」から「機械化」への変化です。

工場製機械工業(機械によるモノづくり)が一気に広まったことによる人々の働き方の変化。蒸気機関利用による鉄道・蒸気船の開発による交通革命。

これら2つが産業革命によって達成され、それまで停滞していた経済が加速度的に成長したのです。

またこれらの変化は、工場の所有者である産業資本家と、工場に雇われる労働者の立場の差を色濃く分けるようになりました。

この社会構造の変化こそが、民主主義の近代化として、政治の面からも重要な転換点として語れるようになります。

 

 

第二次産業革命

 

第二次産業革命は、石油と電力利用の歴史として語られます。

第一次の時代は蒸気機関や石炭が動力源の中心でした。

そこから石油や電力利用にシフトしていき、その過程で鉄鋼・造船などの重工業が発展していった時代が19世紀後半に訪れます。

電力・石油をフルに用いた「大量生産」時代の到来です。

これを歴史上、第二次産業革命と呼ぶことがあります。

アメリカ・ドイツを中心にして世界に波及していきました。

この時代には、石油資源を利用した化学工業も飛躍的に発展しています。

これら重化学工業の発展には莫大な石油資本が必要となるため、激しい獲得競争の末に、帝国主義を生み出すきっかけにもなっています。

 

 

第三次産業革命

 

第三次産業革命は、「コンピュータによる産業の自動化」のことを呼びます。

20世紀半ばから、コンピュータの発達によって、機械を画一的に動かすだけの単純作業から、ある程度指示通りに機械を動かすことができるようになりました。

機械が起こすアクションの選択肢を増やすことによって、工場が生み出す成果物も多様なものとなりました。

 

 

第四次産業革命とは

 

第四次産業革命とは、「IoT・ビッグデータ・AI」の融合から、製造業界、ひいては社会全体がデジタル化されることを指します。

 

関連記事で以下3テーマ:IoTビッグデータAIについて、それぞれ詳しく取り扱っています。

 

主な流れは以下のようになります。

 

例えば工場であれば製造工程のあらゆる場所にセンサーが設置されることとなります。

これはIoTのコンセプトそのものです。

そして、センサーが機械の稼働状況をネット上にアップロードし、データが蓄積されていきます。

データの種類は単純なスイッチのオンオフであったり、機械の深部にかかった圧力であったり、メーターの回るスピード・数であったりと多岐にわたります。

これらのように様々な種類・構造を持つ大量のデータ群をビッグデータと呼びます。

ビッグデータは複数階層に分かれていることから、分析して有効活用するのがこれまで非常に難しいと言われてきました。

この現状を変えつつあるのがAIです。

ディープラーニングという、人間の指示なしで判断の方向を自ら決めていくことができるAIの登場が転機となりました。

このAIの発達により、ビッグデータを上手く分析することができるようになり、工場内でどのように稼働すればよいかを、機械自身がリアルタイムで判断できるようになりました。

ここで、IoTに戻ります。

先ほどはインターネットに繋がることによって、末端からデータを集めるということをしました。

今度は、集めたデータを分析することで得られる最適解を、インターネットで機械に反映させていきます。

最適のタイミングでスイッチを入れたり、稼働スピードを調整することで、無駄のない経営資源の活用が可能となりました。

 

このように、「IoT、ビッグデータ、AI」の活用によって、工業を自動化するにとどまらず、「最適化」させることが第四次産業革命の肝なのです。

 

 

第四次産業革命の定義について

 

現在は、おもに「工場のスマート化」が実現されつつある事例として注目を浴びています。

米GE(ゼネラルエレクトリック)や独シーメンスが、2大巨頭として知られています。

他にも「自動運転技術」などが、第四次産業革命の主役として語られる未来がくるかもしれません。

このように、現在はファクター1つ1つが第四次産業革命であると騒がれています。

しかし、真に革命が訪れるのは社会全てにこれらが浸透したときではないでしょうか。

第四次産業革命は、2度起きます。

工場1つ1つではなく工場同士が繋がり、交通機関全てに自動化の波がおとずれ、産業全てがデジタル可される。そしてそれらが業界内のみならず、包括的にデータ利用がなされる未来がいずれ来ます。

このとき、業界の縦割りが全て取っ払われて、全く新しい形の産業が生まれることでしょう。

 

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