5G通信で世界はどう変わる?1Gからの進化を振り返る。

 

sa-2
こんにちは。

sa-2(@sa2fdi)と申します。

 

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「モバイル通信」は、人類がこれまで最も進化させた技術の1つです。情報社会の基盤となる通信に起こる、身近な革命に迫ります。

 

モバイル通信の歴史

5G通信は、正式には第五世代通信システム(5th Generation)という名で呼ばれます。

3G、LTE、4Gと進化してきたのが記憶に新しいですが、もう次の世代が目の前に迫っています。

まずは通信発達の歴史を振り返ってみましょう。

 

1G

1980年代に初めて実用化された移動体通信を1Gと呼びます。いわゆるショルダーフォンや自動車電話という形で、移動式の電話が誕生しました。

サイズが大きい上に通信料も非常に高く、ほとんどがビジネスユースでした。

1Gにはデータ通信がなく、通話のみが機能として備わっていました。

「外で電話ができる」、これが革命だった時代を支えていたのが、1G通信です。

 

2G

第二世代からデジタル方式となり、eメールやインターネットが使えるようになりました。

モバイル専用のサイトか、もしくは大幅な機能制限付きのPCサイトを外でも閲覧できるようになりました。

また、このころからNTT以外の競合が登場して携帯電話自体の料金が下がり、一気に一般家庭に広まる契機となりました。

 

3G

第三世代からは国際規格となります。

それまでは地域ごとに統一性のない方式でシステムが併存し、互換性の意味で非常に不便でした。

3Gは、世界で共通してデータローミングが可能となるように、新たな統一規格として誕生した通信システムなのです。

データの高速可が進み、動画の送受信、PCサイトの閲覧が外にいても可能となりました。

そして、3Gの登場はApple時代の到来を意味します。

iPhone3Gの発売とともに、スマホという言葉が世間に浸透していくこととなりました。

発売は2008年なので、スマホの時代が来てからまだ10年もたっていないということになります。

 

LTE・4G

LTEは3Gから4Gへの架け橋という意味で、3.9Gなどと呼ばれます。

実際には、4Gとほとんど区別されることなく使用されています。

 

4Gは、3Gからさらに通信速度を大幅に向上させた国際規格の通信システムです。

3Gから、10倍もの通信速度を達成しました。

高精細な動画やゲームなどが、誰でも簡単にスマホで楽しめるようになりました。

今の高速通信社会は、この4Gに支えられて成り立っているのです。

 

 

5Gとは?

 

第五世代の通信規格は、4Gの百倍以上となる通信速度となります。

さらに1つの通信基地局あたりの接続数も百倍以上となり、IoT社会の基盤となることが期待されています。

5Gの現状については、「経済学としての東京五輪」で、以下のように紹介しています。

 

5G通信において今研究開発が世界で進んでいるのはアメリカ、日本、韓国です。

日本はなんとかしてこの5G通信において、3国間戦争を勝ち抜きたいと考えています。

そして、2018年には韓国で平昌五輪が、2020年には日本で東京五輪が開かれます。

それぞれが、5G通信のお披露目の場として、オリンピックが絶好の機会であると考えています。

時期は違いますが、その時点で最高の成果を自国開催の五輪で世界に発信したいと考え、急ピッチで開発を進めています。

 

総務省は、2020年を目途として5Gを実用化することを目指しています。

産学官連携のもと、“オールジャパン”で取り組み世界に先んじようとしているのです。

 

 

5Gで世の中はどう変わる?

5Gの特徴は「超高速」「多数同時接続」「低遅延化」「超大容量」「低消費電力」「移動性」

などがあります。

 

中でも革新的なのは、「多数同時接続」「低遅延化」です。

これらの技術が、IoTや自動運転のシステムの根幹を担うことになります。

 

「多数同時接続」について。

IoTの、あらゆるものがインターネットに繋がるというコンセプトは、現在の4Gでは需要を満たせません。

4Gのままでは、少なくとも現在の10倍以上の通信基地局を建てなければ成り立たないと言われています。

世間で何かと話題になるIoTの実現には、前提に5Gの「多数同時接続」があるのです。

 

「低遅延化」について。

通信速度が速くなることと何が違うのかと思ってしまいそうですが、これらは全くの別カテゴリーになります。

例えば動画をダウンロードするとき、ダウンロードが始まるまでにかかる時間と、実際のダウンロード時間は、それぞれ別のシステムによって決まります。

通信速度が例え100倍になったとしても、通信開始に至るまでの時間が長ければ全体としての「早さ」は達成されないのです。

低遅延化とは、通信の反応速度の向上と読み替えても良いです。

5Gはそれまでの通信規格に比べて、この「反応速度」が劇的に向上しているのです。

自動運転には、車間距離や障害物の認知をリアルタイムに取得して運転に反映させる技術が必要になります。

遅延が長くなれば、それだけブレーキや方向転換が遅れ事故に直結してしまうのです。

自動運転は、自動車側のテクノロジーと5Gによる通信技術の向上が組み合わさって達成されるものだと言えるでしょう。

 

 

5Gが生み出す需要

 

通信の進化は、常に新たな需要を生み出してきました。

4Gの普及によって大きく変わったのは、動画配信サービスの台頭です。

有料の配信サービスを利用するのが一般的になり、外出先でもスマホで配信動画を楽しむというスタイルが定着してきました。

5Gによって期待されるのは、IoTデバイスの普及、スマホとVR・ARの組合せ、自動運転の確立など多岐にわたり、経済効果も計り知れません。

現時点では想像もつかない程の大容量通信の時代には、今では考えられない新サービスが続々と誕生することが予想されます。

通信技術の発達とともに変化してきた現代社会が、3年後にはどんな進化を遂げているのか。

その根本となる5Gの運用に、今後も目が離せません。

 

23歳の筆者が今、一番伝えたいこと。

仮想通貨を自分の中でどう整理つけるか、答えを出せていない人は是非読んでください。

資産運用と経済の観点から、仮想通貨について考えています。