初心者でも絶対にわかる“仮想通貨ウォレットとお金の流れ” 仮想通貨とブロックチェーンの基礎知識

 

sa-2
こんにちは。

sa-2(@sa2fdi)と申します。

 

自己紹介はこちらから。

 

仮想通貨を受け取るには“ウォレット”と呼ばれる仮想通貨専用の財布が必要です。財布と言っても、現実の財布とは全く機能が別物なのです。

お金の流れが直感でわからないため、そこの理解不足が仮想通貨の“怪しさ”に繋がっているのだと思います。

この記事では、わかりやすさを最優先にしてウォレットとお金の流れを解説します。

仮想通貨やブロックチェーンの根本的なしくみについては、以下の記事をご覧ください。

 

 

 

ブロックチェーンが記録するのは、お金の移動形跡のみ

 

まず大きな誤解として、「仮想通貨はすべてブロックチェーンに記録されている」という非常にアバウトなイメージが横行しているかと思います。

これは全くの間違いでして、正しくは「どこからどこへお金が移ったか」のみがブロックチェーンに記録されています。

ブロックチェーンは銀行口座の代わりを果たすわけではなく、現在残高などが記録されているということもありません。

過去の取引履歴はすべて残っているので、現在の残高が知りたければ最初から最後まですべての入出金を合算することになります。

 

では仮想通貨そのものはどこに存在するのか。

ここでウォレットが登場します。

 

 

ウォレットの仕組みを、初心者でもわかりやすく

 

ウォレットは、正確にはウォレットアドレスと呼びます。

ウォレットアドレスは口座番号のようなもので、例えばビットコインであれば27~34文字の英数字からなっています。

このアドレスをあて先として、仮想通貨を送金することができます。

そして、このウォレットアドレス1つに対して、ペアとなる1つの秘密鍵という文字列が生成されます。

この秘密鍵を使うことによって、ウォレットアドレスに着金した仮想通貨を動かすことができるのです。

言い方を変えれば、ウォレットアドレスとは、対応する秘密鍵を持つ人のみが動かすことのできる「仮想通貨の送付先」ということになります。

 

 

ウォレットは、単にウォレットアドレスとそれに対応する秘密鍵のペアなので、誰かに管理される類のものではありません。

したがって銀行口座のように銀行に届け出て、個人情報を登録する必要などはないのです。

スマホやpcがあれば誰でも簡単にウォレットを作ることができます。

ウォレットは個人情報とリンクすることがないので、その点を持って仮想通貨は非常に匿名性が高いとされているのです。

便利な反面、犯罪者が身代金にビットコインを要求する事例があるのも、この匿名性によるものなのです。

 

 

ウォレットの種類とリスクについて

 

ウォレットには大きく2種類あり、サービスを提供する事業者が管理するウォレットと、自己管理をするウォレットに分かれます。

先ほどウォレットは誰でも簡単に生成できて、誰かに管理されるものではないと述べましたが、便宜上秘密鍵をサービス事業者に預けて管理してもらうということもできます。

 

 

☑取引所のウォレット(事業者が管理)

 

仮想通貨を日本円に、もしくは他の仮想通貨に両替するには、取引所を利用するのが便利です。

取引所で口座を開くとウォレットアドレスが指定され、それに対応する秘密鍵は取引所が管理することになります。

ウォレットの中にあるコインを動かしたいときには、取引所にログインして送金申請し、取引所が秘密鍵を使って承認することで送金する形になります。

現在の仮想通貨は投機的に買われている場合が多く、取引所で頻繁に取引しているかたも多いかと思います。

しかし取引所にコインを預けっぱなしにしておくことには、現時点では一定のリスクがあるため、そこを認識しなければなりません。

例えば取引所がメンテナンスなどでサービスを停止、もしくはトラブルでサーバーダウンしているときにはコインを動かすことができなくなってしまいます。

なぜなら「コインを動かす権利」である秘密鍵を、取引所に預ける形になっているからです。

最悪の場合、取引所がハッキングされて自分のコインが不正送金されてしまうかもしれません。

取引所が倒産した場合は、預けてたコインがそっくり無くなってしまうこともありうるのです。

2018年1月には日本最大の仮想通貨取引所コインチェックがハッキングされ、NEM(XEM)という通貨が不正送金される事件が起きました。

被害は総額500億円にものぼり、コインチェックの破産が心配される事態になりました。

一時は仮想通貨市場全体が冷え込むほどの影響が出るという予想さえされていました。

しかしその翌日にはコインチェックが自己資金ですべての客のNEM喪失分を埋め合わせるという発表を出し、その潤沢な資産で世間を驚かせました。

 

取引所に預けるのであれば、セキュリティが万全であることはもちろんの上、その財務状況も踏まえて選ぶことが重要なのかもしれません。

ある意味、「盗まれても何とかなる取引所」というのは、自己管理の紛失リスクを踏まえれば、最も安全な選択肢となりえるという考え方もできます。

(取引所に預けることを推奨しているわけではありません。あくまで自己判断でお願いいたします。)

 

 

 

☑ウェブウォレット(事業者が管理)

 

ウェブサービスを利用して、事業者に秘密鍵を預ける形でウォレットを管理してもらうことになります。

取引所と同じようにネット上でログインして利用することになります。

もちろん、ネット上で管理される以上取引所と同様に常にハッキングリスクにさらされているということを認識しなければなりません。

事業者の選定が重要になります。

セキュリティの観点から、ウェブウォレットに多額の資産を預けることは避けたほうが良いでしょう。

 

 

 

☑ソフトウェアウォレット(自己管理)

 

ソフトウェアウォレットはローカルウォレットとも呼ばれ、pcやスマホなどにソフト(アプリ)をダウンロードして、オフラインでも管理することができる形になります。

pcであればデスクトップウォレット、スマホであればモバイルウォレットと呼ばれたりもします。

ソフトをダウンロードした端末に秘密鍵をオフラインで管理することになるため、端末を紛失すると、そのままコインをすべて喪失ということになりかねません。

そのため、ソフトやアプリ側にバックアップ機能が用意されていますのでそこも含めて自己管理するという形になります。

また、pcやスマホなどの端末自体がハッキングされるというリスクもあります。

 

ソフトウェアウォレットは、常にネット上に秘密鍵を保管しているというわけではないためハッキングリスクをかなり減らすことができます。

一方で、秘密鍵を自己責任で管理しなければならないため、秘密鍵の紛失リスクを考えなければなりません。

 

 

 

☑ハードウェアウォレット/ペーパーウォレット(自己管理)

 

ハードウェアウォレットは、pcやスマホではなく、専用のハード(イメージはusbメモリに近いです)を利用して秘密鍵を管理するという形です。

こちらはもちろんオフラインでの管理となるうえ、pcやスマホに入れておくわけでもないため、ハッキングリスクをゼロにすることができます。

ここから秘密鍵を奪うには、物理的にハードを奪って侵入を試みるしかないでしょう。

現時点では、かなり安全な管理方法であると言えます。

しかし、注意しなければならないのが中古品についてです。

中古品は、中身を書き換えられてすでにハッキング済みのものであるというリスクがあるため、必ず新品を購入しなければなりません。

理想は次のような、正規の販売所か正規の代理店で購入することでしょう。

https://hardwarewallet-japan.com/

 

Amazonであれば、こちらから正規代理店の【Ledger日本総代理店)株式会社EarthShip】を選び、購入すれば安全かと思います。

 

ハードウォレットは、上のレジャーナノSか下のトレザーが定番です。

 

ハードウェアウォレットは物理的な管理となるため、勘違いしやすいのですが、これはあくまで秘密鍵を管理するハードです。

ハードウェアをpcに繋げれば、秘密鍵を改めて入力することなく送金が可能になります。

あたかもUSBスティックのようなものに、自分のコインを移したかのように錯覚してしまいますが、それは違います。

例えウォレット本体を紛失したとしても、秘密鍵を別でメモしていれば、それを使って復旧することが可能です。

結局ハードウェアの管理のほかに、秘密鍵をさらに分散して管理することが必要となります。

 

ペーパーウォレットは、その名の通り紙に秘密鍵を印刷して保管する形式のウォレットです。

秘密鍵はそのまま文字を入れるか、もしくはQRコードを印刷して管理することになります。

ハッキングリスクはありませんが、紛失には注意が必要となるでしょう。

長期で保存する場合はラミレート加工するなどのひと工夫を加えるのが良いかもしれません。

 

 

 

仮想通貨の購入は日本大手のビットフライヤーがおすすめです。

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23歳の筆者が今、一番伝えたいこと。

仮想通貨を自分の中でどう整理つけるか、答えを出せていない人は是非読んでください。

資産運用と経済の観点から、仮想通貨について考えています。

 

 

 

 

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「アフタービットコイン」

日銀出身の中島氏が、ビットコイン後の仮想通貨界について考察を述べています。

関連:「アフタービットコイン」著者の中島氏がブロックチェーン講演で語ったこと 

 

 

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資本主義から価値主義への移行というテーマを自分の中に持つことで、仮想通貨投資へのぶれない軸が出来上がるはずです。

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